2025年11月11日(火)、富山市のオークスカナルパークホテルにて
「とやま技術交流クラブ40周年記念事業」が開催されました。
当社代表・酒井洋は本会の代表幹事として企画・運営を担い、
当日はパネルディスカッション「富山でヒト・コト・モノづくり」の
モデレーターを務めました。
「とやま技術交流クラブ」は、地域における異業種企業間の技術交流・
共同開発および産学官共同研究等の成果をあげることを目的として設立された
県内企業や経営者による会員制の異業種交流組織です。
企業規模や業種を問わず、富山県内に立地する多様な企業が参加し、
技術を通じたネットワークづくりや地域産業の発展、人材育成に寄与する活動を続けています。
【基調講演】
講師: 高木新平氏(クリエイティブディレクター/富山県成長戦略会議委員)
テーマ: 「富山から生まれる新しい価値 ― ヒトコトモノづくりの再定義」
高木氏は講演の中で、「寿司といえば富山」というブランド戦略を例に挙げながら、
地域資源を新たな視点で再編集し、全国に通じる“物語”として発信する
重要性について語り、富山の文化・産業・人材が持つ本質的な魅力をいかに言語化し、
次世代へつなげていくかという視点は、参加者に大きな示唆を与えました。
【パネルディスカッション】
テーマ: 「新しい価値創造 ― 富山でヒト・コト・モノづくり」
モデレーター: 酒井洋(北陸建工グループ代表取締役)
リードスピーカー: 高木新平氏(クリエイティブディレクター)
パネリスト
- 松田竜彦氏(ファインネクス株式会社 代表取締役社長)
- 能作千春氏(株式会社能作 代表取締役社長)
- 堀川教世氏(富山県立大学 教授/地域連携センター所長)
- 舟根秀也氏(富山県 理事・商工労働部 次長
【特別講評】 飴久晴氏(ロバスト経営研究所 所長/コーセル株式会社創業者)
産学官それぞれの立場を代表するパネリストの皆さまをお迎えし、
“ヒト・コト・モノづくり”において富山の良さをどう生かし、発信していくかについて、
熱いディスカッションが繰り広げられました。
飴久晴氏からは、企業経営や仕事への姿勢といった視点から、
富山の未来を担う世代への力強い激励の言葉が寄せられ、参加者一人ひとりが改めて
「富山のものづくりの誇り」と「次の50年への責任」を感じるひとときとなりました。
北陸建工グループでは、地域に根ざした産学官連携を通じて、
「ものづくりの力で、地域と人の未来を支える」取り組みを今後も推進してまいります。



